中国製風車

藤原直哉氏のツイッターによると中国製の風車が倒壊。中国製の風車は全国に400基ほどあるとのこと。ニュース元はデイリー新潮。倒壊したのが何処とはなかった。

そういえば島根県にいた時に国道9号線を走っていると出雲から江津にかけて日本海の沿岸に結構な数の風力発電機が設置されていた。

日本海は良く風が吹いていた。特に冬の時期は鉛色の海と空が水墨画のようなグラデーションで広がっている。最初の内は良いなぁと感じていたが、人気が無くて冷たい風が吹く海岸線がしだいに居たたまれないものになっていった。

天気が良く暖かい日はこんなに良い処はないとも思えるのだから私という人間は勝手な生き物だ。ちょっと雲がかかるか風が吹くかもしれないけど基本的には何も変わらないのに印象は天と地ほども違う。

ある時にふと気がついたことがあった。風はそこそこ吹いて海には波も立っているのに横一列に並んだ風力発電機はほとんど動いていない。よくよく注意して見ると気がつかないような速度で回っているものもある程度でしかなかった。9号線は何かにつけてよく通ったのでその都度風車が回っているか見てみたが風にたなびく鯉のぼりのような様子はついに一度も見られなかった。

知り合いに「あれで発電できるの?」と聞いたことがあるが「さぁ?」ぐらいの答えしか返ってこなかった。別段それに問題意識を持っている様でもなかった。

向こうでは公共の場として建てられたものがほとんど使われてなくても問題にもならないものがいくつもあった。

東京にいる頃にニュースで無駄な公共事業を取り上げられていたのを見てもどこかピンとこなかった。しかし、地方に住んでみるといたるところにそうしたものを目にし、こういうことかとやっと理解した。

山形県の酒田でも最上川の河口の両岸に風車があり一基はは良く回るが、もう一基は回っていないのを10年ぐらい前に見た記憶がある。

当然日本製だと思っていたので不思議でならなかった。日本人が風が吹いても回らない風車を作り自分のプライドがそれを許すのかと。

もしそれが外国製だとしたらそうであっても不思議ではないと思うのは自分だけか。

長年の疑問がこの記事でやっと解けたような気がした。同時にどうして日本製を使わないのかという疑問も持ち上がった。

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