昨日の情報によると寅さんがどこかの砦で敗北宣言をしたとのこと。メキシコとの国境に作った壁の前に立ち「次の政権はこの壁を壊さないでほしい」と言ったのがその根拠だという。寅さんは一旦は兵を引いて次なる展開の準備をするモードに入った模様という意見もあった。
戦いにおいてはそうした局面もあり得るかもしれない、頭ではそれを理解できるが腹の中までは落ちてこない。
ここからはたんなる勘の話ですが。
こんなところで兵を引くような体をしていない。会見の場から立ち去る姿がそれを物語っていた。自分が負けたと感じている人の背中は伸びない。腰が前屈みになり踵に体重がかかるので足取りが重くなる。哀愁のようなものがそこに映し出されるのが普通です。この人は「さて次に行こう」と言わんばかりの軽やかな歩き方に私には見えた。
口では嘘がつけても体は嘘がつけない。嘘をつけば体のどこかに必ず力が入る。
そうやって本音が漏れ出そうとするのを無意識に封じ込めるのです。
それに立ち去るときニンマリしていたようにも見えた。どうしてか云えば体が緩んでいたから。余裕がない時には誰しも肩に力が入る。居心地の悪い生理的な不快感が脳を刺激して不安を作り出すからそうなってしまう。脳はもともと危機を脱するために作られたものなので良いことよりも悪いことの方に敏感に働く。
こうしたものは無意識に出てしまう、隠そうとすればするほど出てしまう。犬だって不安な時は背を丸めてそわそわ動き出す。背が丸まるのは力が入るからで、動物にはそういう一面がある。